子供向けと侮るコトなかれ。ナニワの建物はちょっと違います。

関西のフジテレビ、関西テレビの新社屋に併設してつくられた、この施設。

(ちなみに関テレの公開スペースは”なんでもアリーナ”という)

JR環状線”天満”の駅から歩いて5分。

地下鉄”扇町公園”下車なら0分。という便利な場所に位置しています。子連れには嬉しい立地条件。

ビルの入り口はフツーのガラス張り新建築。

関西地区では知らない子供はいないという、

東京でたとえれば、”子供の城”と”科学技術館”をミックスしたような

大阪の公営施設・・・とはいうものの、その内部の迫力はオトナのアナタも充分に魅了すること間違いなし!

世界の楽器(主にアフリカ)を自由に演奏出来たり、民族衣装を来て写真を撮ったり、

川や土中のしくみを観察・・・なんて施設ももちろん多々ありますが、目玉はなんと言ってもコレ。




    



4階にある”子供のまち”というベタなネーミングの建物です。

まるで、フンデルトヴァッサー(故人)・・・と思ってたら、本人がつくったそうだ!

螺旋形&立体迷路づくりの大迫力!の夢の城で、

ここに迷いこんだが最後、壁から床に至るまで細かく装飾されたタイルモザイクの美しさに魅了されつつ、

子供も大人も我を忘れて彷徨い始めてしまう、という、

まさしく 製作者の””にハマってしまう一品。

路のあいだには水が流れ、途中いくつもの隠れ洞窟があり、

油断していると、子供に混じってすべり台や吊り橋を渡るハメになってしまいます。

注:最近、水は流れていないようです。



    



5階の吹き抜けから見下ろした時のその迫力といったら、”ここはどこ?”状態。

な〜んだこんな建物、やろうと思えば現代でもつくれるんだ〜と感心しつつ、

なかで熱狂しながら螺旋マジックにひっかかった子供たちを眺めるのもまた良し。

迷子多発で、矯声と泣き声が響いてきます。

気に入って通いそうな方には、年間パスポート(大人8000円)もあります。一回の入場は大人1200円だから、かなり割安。

惜しむらくは、天井が開かないこと。

晴れた日なんて、ここの天井が開いて日光が降りそそげば、また圧巻!だったのに。



    



外に出ると、これまた”
立体迷路”と名付けられた

巨大な赤いスチール製サイコロもあります。(1998年頃)

現在、外は巨大なプレイパーク。大きな滑り台とか。(2004年)




関連リンク:キッズプラザ大阪公式ホームページ