大内山脇動物園


大内山脇動物園 Mie,JAPAN(2005年10月)


三重県をドライブしていた際、たまたま遭遇した動物園。

後で調べてみたら全国でも珍しい個人経営の動物園として、とても有名なスポットでした。

リンク: B級スポット ARAKAWA'S HOMEPAGE 脇動物園(大内山動物園) 

リンク: 伊勢志摩きらり千選 大内山脇動物園

 

どのページでも、トラ、ライオンなどの猛獣からウサギ、カメまで約70種類の動物がいる希有な動物園として、

かなり好意的に紹介されています。

そんな中、我々の印象を述べるのは、ちょっと心苦しいのですが・・・。

雨のせいかも知れないし。印象は人によって違うのでしょうし。悪意は決してありません。

他の方のページと比べつつ、まあ、写真と一緒に御覧下さい。

 

自治体も、かなり積極的に紹介しています。このエリアの有名観光スポットのひとつ。


  


きっかけは、国道42号線を走っていて遭遇してしまったこの動物ハリボテ看板。これは見すごすわけには行きません。

フラフラ〜と誘導された変なモノ愛好者(我々)は、続いて登場する手描き看板で、もうイチコロ。これは楽しそう。


  


導かれるようにしてゲートをくぐり、入場小屋(右の写真)へ。いつのまにかそこに、中年女性が立っていました。

入場料を払います。大人300円、子供200円。


  


車を降りると、あたりは物凄い臭い。獣臭。小雨降る中、ぬかるみを避けつつ歩いてみましたが・・・。

かなり荒れているという印象を持ちました。奥の方に、生ゴミが積まれていました。強烈な臭いの一部はここから。



全景は、こんな感じ。こぢんまりとしています。


  

  


このお手洗いには、怖くて近付けませんでした。


  


↑この建物にいた系の皆様は、檻の中から両手を出して「ちょーだい」ポーズをしたり、威嚇して来たり、で、

見ているこちらの方が、何やらごめんなさい気分になってきます。


  


様々な猛獣がいます。サーカスなどからやって来たのでしょうか。


  

  


もいます。この写真では、ちょっとわかりませんね。



だって、負けてはいません。


  


車内のカゴにいる達が、一斉にキンキン声で喋り始めました。「パパーッパパーッ」「ンギャオーーーッ」「ガガーッ」「こっちー」

正直、最初聴いた時は人の会話かと思い、ビビリました。日本語流暢すぎだよ君達。怖いってば。


  


前出の生ゴミ近くにいる系の方々。ただじっと耐えているかのように見えてしまいます。

その瞳の奥に、哀しみが詰まっているのか否か。


    


むむっ何かお堂のようなものがあります。行ってみましょう。カエル石がなかなか洒落ています。


    


馬頭観音、子宝観音。動物供養のための施設なのでしょう。こういうのは是非、珍寺大道場にお任せしたいところ。


  

  


うわっ奥に膨大な数の頭骨が。これ、トラウマになりそう・・・。ここで死んだ動物達のものでしょうか。


  

  


こちらもヘビーでした・・・。ギンギツネなどの小型動物。檻がかなり汚れています。



亀は外を悠々と歩いていました。フツーの犬もいます。動物園ですからね。


  


疲れたので、そろそろ帰ります。みんなさようなら。達者でいてくださいね・・・。


 


 他の方と訪問した際の印象があまりにも異なるので、ちょっと戸惑っています。

我々はこの後、皆で悲しい気分になってしまいました。気分は、ドヨドヨーン。

動物だけではなく、場内のあちこちに落ちていた生ゴミなども、悪臭の原因だと思われます。

何とも気分が滅入るスポットでしたが、ただ見たままに書いているので、色々と誤解もあるかもしれません。

晴れた日だとまた印象も違うでしょうし。他の方のページに登場するおじさんの存在が大きいようですし。

ま、とにかく興味をもたれた方は、是非足を運んで自分の眼で確かめて頂きたい。お願いします。

 (2005年10月)