
竜馬像がたっていることでも有名な、桂浜の土佐闘犬センターに行ってきました。
建物の一階はカツオ加工品、ゆずジュース、闘犬ぬいぐるみ、むきだしで売られた包丁と、 バラエティに富んでいます。 試食し放題で、かなりの親父パラダイス。
闘犬ぬいぐるみを抱いて微笑む、松坂投手の写真も飾られてます。本当に嬉しいの?
午後4時開催のアナウンス! すかさず眼が血走った親父軍団が、包丁の品定めなんかをしつつ入り口に集まり始めます。 あ、よく見ると眼が血走ってるのではなく、ただの酔っ払いのようでもあります。
入場後、一番前を陣取ろうと土俵際のイスに座ると・・・く、臭い・・・とてつもなく臭い。 これがケモノの臭いですかなあ。たまりません〜。
司会進行を務めるのは、茶髪テンパーで、10年前ならジャニーズ系と称されたであろう
プリティーフェイスのお兄ちゃん。
甘いマスクにドス黒いシワがしっかりと刻まれています。
最初に高知を紹介するビデオを強引に見せられます。よさこ〜いよさこい。
壁には犬の番付表。 気分も盛り上がってさあいよいよ土俵入り!
まずは横綱の登場です。 彼は化粧回し着けて一周して、あっという間に帰っちゃいました。撮影用みたいです。
まさかこんな高くて不安定な位置に誰か座るとか・・。
さて過剰なアナウンスと共に、いよいよ本日の大一番です。
入って来ました!グルルル〜とするどい牙から唾をドロドロに吐いた2匹が、それぞれ飼い主に連れられて〜 わ〜狂暴〜〜!!入場した瞬間にスタートしてます。
一瞬のうちに、素早くジャンプしてフェンス上の椅子に座る2人丹下段平な、飼い主のおっさんたち。なるほど〜
噛みつきあい、時には2本足で立ち上がり、お互いの上に馬乗りになって抑え込もうとする犬たち! ちゃんと相撲のように組み合って、相手を倒そうとしているではありませんか。偉い。
噛み合ったままお互いの間合いをはかりつつ、押したり引いたり・・見事な立ち合いです。
戦いは決着が着かず、引き分けとなりました
。試合はこれ一本とはいえ、もっと茶番を予想していたので、大迫力に満足満足。
加えてこの臭いに耐えるのも結構限界だったりするので・・。
見終わった後は、すかさず闘犬センター2階にある尾長鶏資料館へ。
美しく長い尾をキープするため特製の縦長箱に入れられた鶏たちと共に、闘犬関連の品が展示されています。
ちなみに尾長鶏の散歩の際飼い主は、ウエディングドレスの花嫁の後ろを歩くがごとく、 鶏の長いしっぽの先をベールのようにかかげ持ち、しずしずとついて行くそうです。
ご当地名産の、サンゴや貝で装飾された御輿(みこし)は、天皇拝観の際、犬を運ぶため使われたとか。

おじさんの説明:戦前から闘犬はあったが、戦争中の食料難で高知県内には一匹もいなくなった。
戦後復活して現在に至る。
犬は10ヵ月くらいからデビューし、競争馬のように親の血統がモノを言う。
生まれた時から闘犬として育てられ日々トレーニングをしているが、普段はおとなしい。
(実際資料館の奥にオリに入った闘犬が数匹いたが、静かだった。)
現在の犬は、ブルドッグと土佐犬をかけあわせてパワーアップしている。: なるほど。荒っぽい?犬と温和なおじさんとのコントラストもまた良し。
それにしても迫力の戦いの最中、平然と構えていたお客の女性陣(オバチャンオバーチャン)たち。 やっぱ普段もっとスゴイものを見慣れてたりして、犬程度では物足りんのでしょうか??? 土佐人恐るべし。(1999年11月)