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高知観光のメッカはりまや橋からバスで約30分。

竜馬像がたっていることでも有名な、桂浜の土佐闘犬センターに行ってきました。



 



受付に聞くと、次の団体さんが来てから開始時刻のアナウンスをします、とのこと。

建物の一階はカツオ加工品、ゆずジュース、闘犬ぬいぐるみ、むきだしで売られた包丁と、

バラエティに富んでいます。

試食し放題で、かなりの親父パラダイス。

闘犬ぬいぐるみを抱いて微笑む、松坂投手の写真も飾られてます。本当に嬉しいの?

午後4時開催のアナウンス!

すかさず眼が血走った親父軍団が、包丁の品定めなんかをしつつ入り口に集まり始めます。

あ、よく見ると眼が血走ってるのではなく、ただの酔っ払いのようでもあります。

入場後、一番前を陣取ろうと土俵際のイスに座ると・・・く、臭い・・・とてつもなく臭い。

これがケモノの臭いですかなあ。たまりません〜。



 



入ってくるオバチャンたちは口々に”オレも臭いけど、犬もたいがいだなあ〜”と笑っています。

司会進行を務めるのは、茶髪テンパーで、10年前ならジャニーズ系と称されたであろう

プリティーフェイスのお兄ちゃん。

甘いマスクにドス黒いシワがしっかりと刻まれています。

最初に高知を紹介するビデオを強引に見せられます。よさこ〜いよさこい。

壁には犬の番付表

気分も盛り上がってさあいよいよ土俵入り!

まずは横綱の登場です。

彼は化粧回し着けて一周して、あっという間に帰っちゃいました。撮影用みたいです。



  


あれ、良く見ると土俵のフェンスの上に、小さな椅子がとりつけてありますよ。

まさかこんな高くて不安定な位置に誰か座るとか・・。

さて過剰なアナウンスと共に、いよいよ本日の大一番です。

入って来ました!グルルル〜とするどい牙から唾をドロドロに吐いた2匹が、それぞれ飼い主に連れられて〜

わ〜狂暴〜〜!!入場した瞬間にスタートしてます。

一瞬のうちに、素早くジャンプしてフェンス上の椅子に座る2人丹下段平な、飼い主のおっさんたち。なるほど〜

噛みつきあい、時には2本足で立ち上がり、お互いの上に馬乗りになって抑え込もうとする犬たち!

ちゃんと相撲のように組み合って、相手を倒そうとしているではありませんか。偉い。

噛み合ったままお互いの間合いをはかりつつ、押したり引いたり・・見事な立ち合いです。



  


椅子の上の2人丹下段平は、と言うと・・楽しそうに談笑中。仲良しだね。

戦いは決着が着かず、引き分けとなりました

。試合はこれ一本とはいえ、もっと茶番を予想していたので、大迫力に満足満足。

加えてこの臭いに耐えるのも結構限界だったりするので・・。

見終わった後は、すかさず闘犬センター2階にある尾長鶏資料館へ。

美しく長い尾をキープするため特製の縦長箱に入れられた鶏たちと共に、闘犬関連の品が展示されています。

ちなみに尾長鶏の散歩の際飼い主は、ウエディングドレスの花嫁の後ろを歩くがごとく、

鶏の長いしっぽの先をベールのようにかかげ持ち、しずしずとついて行くそうです。

ご当地名産の、サンゴや貝で装飾された御輿(みこし)は、天皇拝観の際、犬を運ぶため使われたとか。



  

    



お、飼育係のおじさんだ。話を聞いてみましょう。

おじさんの説明:戦前から闘犬はあったが、戦争中の食料難で高知県内には一匹もいなくなった。

戦後復活して現在に至る。

犬は10ヵ月くらいからデビューし、競争馬のように親の血統がモノを言う。

生まれた時から闘犬として育てられ日々トレーニングをしているが、普段はおとなしい。

(実際資料館の奥にオリに入った闘犬が数匹いたが、静かだった。)

現在の犬は、ブルドッグと土佐犬をかけあわせてパワーアップしている。:

なるほど。荒っぽい?犬と温和なおじさんとのコントラストもまた良し。

それにしても迫力の戦いの最中、平然と構えていたお客の女性陣(オバチャンオバーチャン)たち。

やっぱ普段もっとスゴイものを見慣れてたりして、犬程度では物足りんのでしょうか???

土佐人恐るべし。(1999年11月)










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