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なまはげ館、男鹿真山伝承館
NAMAHAGE
なまはげ館、男鹿真山伝承館
Akita,JAPAN(2005年7月)
猛スピードで秋田を巡りました。美しい田園風景の中を、えんえんドライブ。
秋田名物、
なまはげ
。
以前家人が購入したこの本↓を読んで(写真を見て)、なまはげ文化の多様さに感動しました。ホント素晴らしい。
ナマハゲ―その面と習俗男鹿半島史 別巻 日本海域文化研究所
アフリカ、ポリネシアのお面をコレクションしている場合ではありません。日本のなまはげが先です。
なまはげ館に行けば、この本に掲載されている全てのなまはげと出会える。
そう聞いてさっそく訪れてきました。
まずは入口で、なまはげ館と男鹿真山伝承館の共通券を購入。
なまはげ伝承ホールで、「なまはげの一夜」という映画を見ます。これが面白い。
映像の半分は、手持ちカメラ撮影。カメラは、なまはげと一緒にドカドカと一般家庭に入っていきます。
トラウマなんてもんじゃない。引きつけを起しそうに泣き叫ぶ子供を容赦なく威し、説教。爺さんにも説教。嫁にも説教。
もちろん、ただ威すだけではなく色々と細かい作法やしきたりがあることを知りました。
神様の使い、なんですよね。怪物ではなくて。非常に面白かった。
写真は記念撮影程度でお願いしますと言われたので、あまり撮っていません。
フツー、なまはげと言われて想像するのは、こんな顔。
壁面は、黒板にチョークで一発描きしたかのようなテイストの、躍動感溢れる素敵なイラストでいっぱい。カッコいい。
みうらじゅん大先生が
ゆるキャラ
として紹介して以来、日本中で大人気!の
ナミー
と
ハギー
。
なまはげをかわいくアレンジしようという発想が、もうそれだけで素晴らしい。
スポーツ大会のマスコットとしても活躍しているようですが・・・このページ↓では、ガチャピン状態。
リンク:
ナミー&ハギー バーチャルトーチリレー
衣装を借りて、変身する事が出来ます。ケガをした子がいたとかで、子供はお面と包丁、桶の3点セットを持つのみ。
さて、次はいよいよ、本に掲載されていた市内約60地区のなまはげが、皆で直立している部屋・・・ドキドキ。
ジャジャーン。スゴーーーーーイ!素晴らしいーーーーー。
お面を個別に撮影するのは御遠慮下さいとの掲示あり。
特にこの赤いなまはげに、ノックアウトされました。
よくぞ、この展示方法を思いつかれたものです。御見事。
そういえば、野外民俗博物館・リトルワールドに展示されている「南米ボリビアカーニバルの扮装」もこんな展示でした。
リンク:
野外民俗博物館・リトルワールド 本館展示 ボリビアカーニバル
そもそも「なまはげ」って何?
《「なま」は「なもみ」の意》秋田県男鹿(おが)地方などで、
陰暦正月一五日夜(近年は多く大みそか、または陽暦一月一五日)に行われる行事。
数人の青年が蓑(みの)・仮面などで鬼の姿をし、木製の大包丁・手桶などを持って家々を訪れ、
子供の怠惰を戒めたりして、酒食の振る舞いを受け、祝儀の餅をもらって帰る。
あまめはぎ。なもみはぎ。ひかたたくり。《季 新年》
(以上、yahoo辞書より)
真山地区のなまはげは、またまた独特です。
角がなく、家に入る前にドスンドスンとシコを踏み、家長と問答をかわすなど。
リンク:
真山なまはげ伝承会の活動
そんな真山なまはげを体感出来る施設が、なまはげ館の隣にあります!はい。それがこちら
男鹿真山伝承館
。
リンク:
真山神社社務所・男鹿真山伝承館
外で待っている間、建物の中から嬌声や叫び声が聴こえて来ます。ワクワク。
きっと来る〜きっと来る〜って感じで、皆で彼らの登場を待つ。子供らは、戦戦恐恐。
接待用のお膳が置かれています。
来ました。勢い充分!砂けむりをあげつつシコを踏んでから、家の中へ。
ずっと動きっぱなし。体力必要ですね。うぉーうぉー。あ、そう言えば、「悪い子いねがー」とは言ってませんでした。
持参した「ナマハゲ台帳」をパラパラとめくりながら、家長に向かって
「お宅の嫁が怠けてた」「子供が怠けてた」と、細かく指摘。
家長はそれに対して丁寧にやんわり否定しつつ、「皆がんばってます」と。
その合間に客席に向かって、うぉーっと暴れまくる。楽しい。
しばらく楽しい問答を続けた後、また玄関先でシコを踏みつつ、退場。お疲れ様でした。
なまはげ館と男鹿真山伝承館、セットで完成された展示ですね。
どちらか片方だけ訪れても、寂しい。
しっかしやはりこういう、人間のサービスにまさるアトラクションは無いなあ、と改めて思いました。
ディズニーランドの人気が続いているのも、やはりそれだと思いますし。
日本中に人間そっくりさん中心のアトラクションや展示館がたくさんありますが、
(ロウ人形やロボット、電動人形などなど)ほとんどが飽きられ、厳しい状況にあるようです。
他のエリアのなまはげも見てみたい。是非、期間限定での展示替えと他エリアのなまはげの登場を期待します。
「大なまはげまつり」として、一斉に全ての生なまはげが集合するとかね。うっとり。
次回は是非、冬に訪れてみたいと思います。
あ、お隣の真山神社に寄るのも、忘れずに。
リンク:
男鹿 真山神社
(2005年7月)
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