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津山科学教育博物館
ほんっとに久々に更新するというのに、写真撮影不可だったのですよ。
残念。
ここは、津山。八つ墓村で有名な津山。
この博物館をつくった方の遺体がパーツに分けて展示してある、とか
ホルマリンの臭いで眼が痛い、とか、
日本のどこにもない博物館だ、なんていう噂を検証すべく、訪れました。
まずは本家のホームページを御覧ください。CLICK HERE↓
続いてはパンフレット、チケット、掲載写真。
独特の雰囲気が伝わって来ますか。


ねっ凄いでしょ。はく製の動物のバックに描かれた、書き割りの美しさよ。これぞホントのジオラマ。
創設は1963年。
もちろん、ワシントン条約以前です。
現在では絶対日本に持って帰れない、希少動物のはく製の山、山、山。
孫悟空のモデル、キンシコウのはく製なんて、世界のどこにもないそうですよ。
展 示 品
・動物(ほ乳類、鳥類、は虫類)の実物はく製・・・日本、世界の希少動物類多数。
・人体臓器の実物標本*(創設者本人他)および人体生理の各種模型。
*創設者の遺言による。岡山県知事承認済み。
・各種貝類実物標本。(日本、世界)
・各種蝶類、昆虫類の実物標本(日本、世界)特に希少蝶類は多数。
・化石類の標本(日本、世界)特に美作地方の化石も多数。
・日本各地の鉱石類。(閉山した各地鉱山のサンプル鉱石類)
・2,000万年前の津山海(津山はかつて、海とつながっていた)のひげ鯨の化石。
・オオサンショウウオ(岡山県産)、各地の淡水魚、海水魚、甲殻類の標本。
・日本各地の薬用植物、高山植物、海藻類。
この科学館は、内村鑑三に師事したキリスト者である森本慶三氏が、私財を投げ打ち、
息子さんと30年の準備期間を経て創設したものだそうです。
すべてのキャプションは手書き。
しかも同じ人によるもの。
校舎を改装したというこの不思議な建物は、歩く度にあちこちがギシギシいいます。
それがたまらない。
しかも複雑な迷路のようなつくりで、
矢印に沿って歩かないと自分が今どこにいるかわからなくなります。
展示品総数2万4千点、20以上の部屋ですからね。
木造3階立ての建物の外観からは、まったく想像出来ませんでした。
まさか、この中に、キリンやオットセイや象がいるとは。
さて、噂に聞いた、創設者の献体ですが・・・。
はい。「人体生理標本」コーナーに、ありました。
臓器が主ですね。
脳、肝臓、全てホルマリンにつけてあります。
ちょっとホルマリン減って来てます。心配。
一番強烈だったのは、「世界と日本の水中生物」コーナーでした。
とにかくにおいが。
薬品(やはりホルマリン?)のせいか、眼がピリピリ痛い。
しかも夏だったので、ものすごく暑い。
息が苦しい。
見学者に忍耐を強いるという、新しいカタチのスポットなのかも知れない。
とは言え、この部屋だけちょっと保存状態に問題アリ。
いやね、もっとチープな博物館だと思っていたんですよ。
いい意味で裏切られました。
素晴らしいコレクションです。満足しました。
はく製の状態もいいし。
愛と情熱に満ちています。
昨今つくられた、ハコばかり立派で内容の薄い博物館よ!衿を正せ!
中身あってこその博物館。
近所に住んでたら、自分が子供だったら、毎日通ってたかもしれません。
神秘のパラダイスよ、永遠なれ!
さらなる岡山を味わいたいとおっしゃる方は、兄弟ページ珍寺大道場をどうぞ御覧下さい。
(2002年7月)