SKIPシティ


SKIP CITY

スキップ・シティ Kawaguchi Saitama,JAPAN(2005年6月)


SKIPシティは、埼玉県が気合を入れてつくった施設・・・らしい。川口市にあります。

映像関連産業の拠点を目指して2003年2月にオープンしました。

リンク: SKIPシティ

ただし、あまりにもアクセスが悪く、あまりにも地味な外観であるがゆえ、知名度が激しく低い。

うっかり最寄り駅から歩いてしまったアナタの頭の中には、えんえんと名曲「なぜか埼玉」がエンドレスで流れ続ける事でしょう。

それくらいわびしく、遠い。

何と申しましょうか・・・ガラーンとした雰囲気、伝わりますか。


  

  

  


あたりには巨大パラボラアンテナがずらりと並んでいます。


  


彩の国ビジュアルプラザ 映像公開ライブラリー NHKアーカイブス 川口市立科学館 彩の国くらしプラザ・・・。

細かく名称に彩の国がついているところがこれまたドンくさーい印象を与えますが、なかなかの豪華施設揃い。

ホント見どころいっぱい!なのですよ。外観からは、計り知れないくらい。

 

マニアにおすすめなのは、やはりNHKアーカイブス。昔の番組を自由に見る事が出来ます。

ただし現在は1人2時間まで。無料です。

リンク: NHKアーカイブス



NHKグッズショップの隣には、実際に使われたプリンプリン人形とひょっこりひょうたん島人形の展示が。

ちょっと嬉しい。

グッズもイイ味出してます。このエリアだけ撮影OK。(ガラスケース内の写真撮るのって難し過ぎ・・・)


    

  

  

  

  

  

  


自動販売機で買ったドリンクを飲めるスペース。その名も、サイタマリアン



それではメインスポット?彩の国ビジュアルプラザ内、映像ミュージアムに入場してみましょう。

オシャレな入口からスタート。撮影オールOK。


  


2階では映像の歴史、原理、映画制作のプロセスなどが楽しく学べます。

まずはお宝紹介から。

写真左からゴジラヘッド、ジュマンジのゲーム盤(本物)、メン・イン・ブラックのスーツ、ワダ・エミ様の衣装、

黒澤監督直筆の絵コンテ(トラ・トラ・トラ)、スターシップ・トゥルーパーズの戦士衣装と戦艦ヤマモト号模型、

ゴジラ他怪獣モノのデッサンなどなど。


  

  

  

  

  

  


実際に映画制作について学ぶコーナーでは、セットと俳優(素人)を使ったクレーン撮影体験まで。


  

  


照明、編集、音楽、効果音、アフレコなどなど。パートに別れて学ぶ事が出来ます。

基本はやっぱり戦艦ポチョムキン


   

  

  


子供心をガッチリつかむのは、VFXコーナー。

注: VFXとは。Visual Special Effect、もしくはVideo Special Effectのことであり、

主にコンピューターグラフィックスの技術を使用したSFX(Special Effect=特殊効果)を指す。(はてなダイアリーより)

ここは埼玉ってことで、クレヨンしんちゃんのクレイアニメセットも並びます。


  

  

  


画面上であのネズミを動かすには、これだけのプロセスが必要。(ネズミの名前忘れました)


    

  


現在、特別展開催中。映画ローレライの潜水艦模型(大きい!)と監督の絵コンテ。うまいなあ。


  

  


これは楽しい!マトリックスカメラ。美しいジャンプが決め手です。


  

  


こんなに楽しいのに、来館者、かなり少ないように思えます。ボランティアの皆様も、かなりヒマそう。

平日の方が賑やかだったり・・・するのでしょうか。

立派なスタジオや編集室が使えたり、機材のレンタルまで出来るそうです。どれもすいてます。

右の写真は、エレベーター下から見た図。スペーシーな感じ。

国際映画祭も開催されています。


  


今回行きそびれた川口市立科学館、なかなかのものだと聞いています。彩の国くらしプラザも。

川口市立科学館にはプラネタリウムあり。彩の国くらしプラザでは車椅子体験も出来ます。

リンク: 川口市立科学館ホームページ

リンク: 生活科学センター(彩の国くらしプラザ)ホームページ

エコロジーをイメージした?展示。天井から歯車やら部品やらが、ぶら下がり中。

エスカレーターはシースルー仕様。


  

  


こんなところに早稲田大学を呼んで来たのかーと思いきや、え?昼間3年制の専門学校?

大学ではないのですね。このネーミングって一体。

リンク: 早稲田大学川口芸術学校

 

訪れたのは2度目なのですが、以前よりも楽しめる場所が増え、体験教室がいくつも開かれていました。

もうちょっと便利なら、何度も行くのに。

まあその分、穴場といえば、穴場。ここに滞在すれば、映画を一本つくることも可能でしょう。

 

訪れる際には、VHSビデオテープを一本持参することをおすすめします。

映像ミュージアム3階で「お天気キャスター」になったり、「空飛ぶじゅうたんにのって世界旅行」している

自分の映像をダビングしてもらえますから。(笑) 

(2005年6月)