ロベール・タタン美術館


MUSEE ROBERT TATIN(ロベール・タタン美術館)Cosse-le-vivien,France(2001年8月)


フランスの芸術家ROBERT TATIN(ロベール・タタン 1902-1983)が20年かけて作りあげた美術館。

La Frenouse de Robert Tatinとも呼ばれます。

詳しい事は美術館ホームページへ。

ロベール・タタン美術館ホームページにリンクCLICK HERE!


遥か遠くのこの地に行くため情報収集をしていたら、

地元観光局のホームページを発見。で、メールを出したところ、

日本の片田舎まで資料をどっさり送ってくださった!。感謝感謝。

 

 

カメラ、壊れました。以下、同行者の写真やハガキ資料などを掲載します。

通路に並ぶ、像、像。

それぞれの足元にはピカソ、ジュールベルヌなど有名人の名前が。

 

  

 


観賞はツアー形式になってます。

かなりフランス語寄りの英語を話すお姉さんガイドがぴったりついて、説明してもらいつつ回ります。

お姉さんの英語・・・わからん・・・。

 

まずはタタンの生涯を描いたフィルムを一本観賞。30分ほど。結構長い。

 

若い頃は世界各国を巡ったそうです。

南北アメリカ、アフリカなどなど。

そのあたりで受けた様々な影響が混じりあって、このようなワールドワイドな作風になったのでしょうか。

 

建物内部は、しごくまっとうな個人美術館。

陶芸や絵画、彫刻など、とても達者な作品を多数生み出した芸術家と判明。もたくさんもらっているし。

アバンギャルドな外部とのギャップがちょっとあるかなあ。

 

内部が撮影禁止と知らずシャッターを押したら、館内スピーカーでダメ!と注意されました。ごめんね。

絵の具が並んだタタンのアトリエもそのまま保存されていました。


  


タタンは1983年に死去し、この地に埋葬されたそうです。

 お姉さんが足元を指差して、ici(ここ)と言った・・・。

全体的に、とても美しくデザインされた場所でした。きちんとまとまっている。

もう少しはじけた感じかと思っていたのですが。

 

ヨーロッパ珍スポ巡り。ここんとこ毎回同じ感想です・・・。

やっぱ芸術家。バランス感覚バッチリですわ。

 

コンクリをこのように加工する技術については不勉強ですが、

とにかく上手く作ってあると思います。コンクリが生きている!マチエールが美しい。色の具合も素敵だし。

これだったらローコストなので、日本の公園などででも作れるのでは。デザイナーがいれば。

 

タタンはお金持ちの妻の援助でこのパラダイスを完成させたそうな。

 

そこのお金持ち!今珍スポ系芸術家に投資しておいたら、将来そこが超人気観光地になるかもしれないですよ。

長い眼で見て投資投資!

(2001年8月)


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リンク:アウトサイダー系雑誌RAW VISIONの特集CLICK HERE!